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第1回研究部会報告 [記録]

題目:ORによる「温暖化」問題への貢献
担当:池ノ上晋((有)アイ・ケ-・イ- 代表取締役、ARC Advisory Group シニアダイレクター)
日時:2008年4月18日(金)18:30-20:30
場所:青山学院 青山キャンパス 総研ビル 9階16会議室

要旨
 温暖化対策の問題は科学的・技術的な問題から政治的・経済的な世界の問題に発展して来ている。今年より実際に京都議定書への対応が始まり、更に、ポスト京都の議論が進んでいる。その中で排出権取引のように企業にとって事業経営に影響を与える状況になることが予想されている。
 GHG(Green House Gas)を多く発生させている基幹産業では、企業の存続や競争力を維持していくために企業における事業管理の視点で、また日常の定常的な作業の中で対応策を講じていく必要がある。事業管理の基本である計画業務(事業計画、設備投資計画、etc.)の中で具体的に温暖化対策についての検討が欠かせなくなる。
 計画作成の際に、経済的及び技術的な評価体系に温暖化対策としての評価体系を同時に考慮する必要があると考える。この点から計画業務支援機能・ツールへのOR技術の現実的な適用の可能性を考察する。

講演資料
 講師からご提供いただきましたので研究部会活動記録のページに掲載しました(スライド画面をクリックしてダウンロードしてください)。


事務局からのコメント
 講師略歴とARCのサイトアドレスをいただきましたので、あわせて掲載致します。
池 ノ 上  晋 (いけのうえ すすむ)、コンサルタント
Ike代表取締役、ARCジャパン シニアダイレクター
連絡先メールアドレス susumu.ikenouye@nifty.com (@を小文字に置き換えて利用してください)
  • 石油精製会社で30年間にわたって、コンピューターシステムの分析企画・設計開発・更新維持管理から、生産・操業計画システムの開発、石油に関する開発・精製・販売のシステム開発支援やコンサルティングを担当。
  • 8年前に独立してプロセス産業の計画業務最適化支援のコンサルタントとして、SI、システム開発、研究機関へのコンサルティングなどを行っている。

ARC Advisory Groupのポータルサイトアドレスは下記のとおりです。

 講師の池ノ上様には、SCN研究部会の第9回でご講演いただいたことがあります。その時の報告が下記にございますのでご参考までにどうぞ。
http://www.geocities.jp/scn_rf/meetingRecord/no09.html

 また、OR学会の機関紙(2007年3月号)に“来た道・OR・最適化・モデル・数学・仕事・虹の彼方”を書いていらっしゃいますのであわせてご紹介します。下記のサイトから参照いただけます(サイトが開いたら右上の本文を読むをクリックしてください)。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006239430/


 SCSになって、第一回の研究部会として実施しました。研究部会参加22名、二次会にも15名の参加をしていただきました。


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